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01

Mar. 2022

スペシャリストに学ぶ

笑ろてるパパがええやん Vol.7

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「パパの価値観を伝えていこう」

 

以前、こちらのコラムで、「子育ては質と量どちらが大切?」というタイトルで、
「子育ては量を増やしていくから質が上がっていきます。 まずは、子どもと過ごす時間を増やしていきませんか」
と書かせていただきました。
では、子どもと過ごす時間、一緒に遊ぶ時にどのようなことを意識していけばよいのでしょうか。
僕はよく、パパ達の価値観や趣味をどんどん伝えていってほしいと言っています。

 

イメージ
 

私の友人で路線バスが大好きなパパがいます。
彼の娘さん達も小さい時からパパの趣味を一緒に楽しんでいた為、路線バスが大好きです。
旅行も電車で行けば早くて楽なのに、そうではなく路線バスで移動することを計画して旅を楽しまれています。
どこで乗り換えてどれだけの待ち時間があるのか。どのルートがうまくいくのか、景色がいいのか。
車内アナウンスを楽しんだり、乗り心地や車内の雰囲気、バスの型式など、親子でどんどん趣味を共有されて楽しまれています。

 

私は演劇が好きですが、子ども達とも小さい頃から演劇を一緒に楽しんできたので、今では家族で観ること、演劇の話題で話をすることがとても楽しいものになっています。
今では子ども達の方が詳しくなっている程です。
パパの趣味を、子どもたちにどんどん伝えていってみると、子どもと過ごす時間もパパにとってより楽しい時間になるのではないでしょうか。

 

趣味を伝える、共有していくだけではなく、同時にパパの価値観もどんどん伝えていってほしいです。
価値観について。
パパとママの価値観が違うのはいいのだろうか?
時々、「パパ、ママの価値観が一緒でなければいけないのではないのか」ということを尋ねられます。
「価値観が違うことはそれほど大きな問題ではなく、大切なのはお互いの価値観を認め合うこと、受け止めあうことではないでしょうか」と伝えています。
パパ、ママが互いの価値観を受け止め合い、認め合えるように。

 

子どもにとっての豊かさとは、選択肢の多さだと考えています。
ママの価値観と、パパの価値観を子どもが選べる環境を提供していくのも
子どもの育ちでの豊かさにつながっていくのではないでしょうか。
椅子に立っている子どもがいた時に、
ママは、「椅子の上に立つと危ないからダメ」と言ったけど、
パパは、「その椅子の上からどれだけ遠くまで飛べる?」と聞いた。
 
子どもは、パパとママが言っていることは違うと受け止めつつも、その中で、自らどうしようかと考え行動を選択していく。
「危ないからやめておこう」も、「危ないけれど飛んでみよう」もどちらもいいのではないでしょうか。
傍で子どもの思いに寄り添える大人がいてくれさえすれば。
そのように考えていく機会が素敵だと考えます。

 
イス
 

あるいは他のパパ友が、「この椅子からこちらの椅子まで飛べる?」 なんてことを言ったのならば、
子どもの価値観はさらに拡がりあるものになっていくかもしれませんね。
パパの思うことや価値観をどんどん伝えてみてください。
子どもが自ら選択した行動を、パパママが受け止めれる環境が素敵だと思っています。
時に、子どもの価値観に触れて、パパの考え方や価値観が変わることも出てくるかもしれませんが、それもとっても素敵なことではないでしょうか。

 

パパの価値観や趣味をどんどん伝えていってください。
家族みんなで価値観を共有し、認め合い、受け止め合っていく。親子で一緒に学んでいく。
子どもの育ちに欠かせないことではないでしょうか。
そして、それは私たちの人生の醍醐味の一つになるのではないでしょうか。

 

 



ライタープロフィール

株式会社 大阪メック 取締役
(一社)倫理研究所 泉州倫理法人会 会長
堺市男女平等参画推進審議会委員他 元地元小学校PTA会長、おやじの会会長、
仕事は「父親業」
パラレルキャリアとして、
NPO法人の運営、ものづくり企業、産業部品商社の経営、
地域創生活動に参画。
子どもが生まれた当初、「仕事をもっと頑張らねば」とがむしゃらに働くが、「子どもとの時間は期間限定」とかみさんより教えてもらい、働き方、ワークライフバランスを変えていく。
子育てを通して、子どもは地域へのパスポートだと知り、PTAや地域活動に参画。
子どもの成長に合わせたライフデザインを再構築。
現在は、関西各地にて父親の地域ネットワークづくりを推進中。

 


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