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01

Aug. 2022

スペシャリストに学ぶ

笑ろてるパパがええやん Vol.12

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多様な関わりを育みませんか。

職場や友達同士で、他愛もない雑談をしているシーンで、あえて子どもの話を避ける時ってありませんか。
よくある状況としては、子どもがいない方がその場にいるときです。
皆が少し気を使って子どもの話を避けることが多いのではないかと思います。
その方は、子どもが欲しくないという考えの方かもしれないし、子どもが欲しくてたまらないけれど何らかの事情で子どもを授かれなかった方かも知れません。
いずれにしても、その方が子どもに関する話題に入れないからという理由が大きいかと思います。

しかし、今や人生の形は多様化してきています。
未婚率は年々上昇し、また結婚しても子どもを持たないカップルも増えています。
1950年生まれの方が生涯子どもを持たない割合が10%だったのに対して、1985年生まれの方のそれは32%に上ると言われています。
今の36歳世代は、3人に1人が生涯子どもを持たないというデータもあります。

とすれば、職場や学生時代の友達同士で集まった時など、そのなかの誰かに子どもがいないという状況は、今後ほぼ当たり前の状況になるかもしれません。
そこで子どもの話題を出さないとすれば、子育ての辛いこと・楽しいことで盛り上がれるのはパパ友ママ友同士だけになってしまうかもしれません・・・
パパママの生活の大部分は子どもに関する時間で占められているのに!
生活が子ども一色のパパママは何を話したらいいのか。

この原因は、核家族化などを背景に、子育てがより閉鎖的になってきたからではないかと感じています。
子育てが親と子だけに閉じているから、子育てが親のものだけになってしまっているのではないでしょうか。
子どもは社会の宝と言われるように、地域内や世代間のつながりがあった時代は、多くの人が、子どもに接する機会がたくさんあったのでしょう。
自分の子どもを持つ前に、近所の赤ちゃんのお世話をし、親戚が集まった際には異年齢の子どもたちと触れ合う。
自分の子ども以外でも、子育てを経験していたのだと思います。
今や、親になる前には赤ちゃんを抱いたことがない人がほとんどです。
プレママ・プレパパ講座があり、だっこの仕方を座学で学ぶという状況です。

私は「自分の子どもだけが幸せな社会はない」と思っています。
子どもが色んな人に愛され、いろんな人を愛していくために、パパ、ママも多くの関わりを持てるような同じ状況であるといいかとも思います。
パタハラマタハラという言葉がありますが、社会で子どもを育てるという状況になれば、そういった言葉自体がなくなっていくのではないのかなと思います。

かくして、ファザーリング・ジャパン関西(FJK)でも様々な子育てイベントやパパ支援の場を通じて、子育てと家族のつながりを地域に拡げていきたいと活動を行っています。
色々な方に、子どもと交流する機会を持っていただき、一緒に経験を共にしてもらっています(もちろん何らかの事情で子どもに会うことが辛い方もおられるので、そこは配慮して)

ファザリングジャパンの活動の様子

今やご近所でなくともオンラインで世界中と繋がれます。
子どもと親にかぎらず、多様な人々の交流の積み重ねが、子どもにとっても最高の刺激であり、幸せな社会への一歩だと信じて進んでいきます。

皆さんも、ぜひ多様な関りを育んでまいりませんか。
きっと普段とはまた違う気づきや刺激、楽しさがあるかと思います。

みんなで田植え

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ライタープロフィール

株式会社 大阪メック 取締役
(一社)倫理研究所 泉州倫理法人会 会長
堺市男女平等参画推進審議会委員他 元地元小学校PTA会長、おやじの会会長、
仕事は「父親業」
パラレルキャリアとして、
NPO法人の運営、ものづくり企業、産業部品商社の経営、
地域創生活動に参画。
子どもが生まれた当初、「仕事をもっと頑張らねば」とがむしゃらに働くが、「子どもとの時間は期間限定」とかみさんより教えてもらい、働き方、ワークライフバランスを変えていく。
子育てを通して、子どもは地域へのパスポートだと知り、PTAや地域活動に参画。
子どもの成長に合わせたライフデザインを再構築。
現在は、関西各地にて父親の地域ネットワークづくりを推進中。

 


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