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01

Jun. 2021

水害被災からの復旧で知っておくべき4つのポイント

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水害イメージ

今や身近な災害となっている水害被害。いざという時に慌てないよう、大切なポイントを押さえておきましょう。

 

ポイント①水はどこまで浸水した?

浸水した家

災害に被災した時は、まず状況の確認を行いましょう。

水害時に重要なのは、水が「床の上まで浸水したか」どうかです。

 

★床下浸水:すぐにでも生活できることが多い。電源や水等のライフラインの確認は必要。
虫やカビの発生のおそれがあり、消毒の必要も。

★床上浸水:一時的に住むことができない状態。
汚水等の侵入により、様々な感染症のリスクがある。

 

※感染症の例についてはこちら

 

行政に被災証明書等を申請する際に、被災箇所の写真が必要になることがあります。大阪市の場合は、本人確認証(運転免許証・保険証・在留カードなど)、印鑑、被害箇所がわかる写真と窓口で渡される申請書が必要です。

被災した場合は、携帯電話等で写真を撮影して被災状況を残しておくようにしましょう。

 

ポイント②復旧時の服装はバッチリ?

水害は湿気が多く、気温が高い夏場に起こりやすいです。ついつい半袖半ズボンで作業をしたくなりますが、ケガや感染の原因になります。

復旧時の服装

 

災害の復旧作業は「長袖・長ズボン・長靴・手袋」が基本の服装です。夏場は特に熱中症には気を付けて作業するようにしましょう。

頑丈なゴム手袋がなければ軍手と使い捨て手袋を組み合わせることでも対応可能ですが、軍手だけの場合は薬剤や汚水が染み込んでしまい、使い捨て手袋だけの場合はケガを防げませんので、組み合わせて使用するようにしてください。

 

ポイント③片付け・洗浄→消毒の順で作業!

消毒は「汚れが残っている状態」や「余計な水分が残っている状態」では十分な効果を発揮できません。片付け・洗浄を終えて、水分が飛んでから行うことが大切です!

 

ポイント④正しい消毒剤を選定

水害からの復旧時に使用する消毒剤例は以下になります。

消毒剤の選定

エタノールや次亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸水は食品添加物として認可されているため、食器等の除菌に最適です。ただし次亜塩素酸ナトリウムは汚れ、エタノール等のアルコール系は水気があると効果が減少してしまうため、汚れや水気に強い亜塩素酸水を使用することで感染症のリスクを低減することができます。色々な状況に対応できるよう、複数の除菌剤を備えておきましょう!

 

さくらいふ推進室では、亜塩素酸水(クロラス酸)を有効成分とするオリジナル商品を取り扱っています。濃度の調整の必要がなく、日常の水回りの除菌に最適な商品です。

また、イカリ消毒では、「想定外の災害」が起きても、「想定内の被害」に「予防」から「後片付け」まで備えることができる災害対策セットを販売しています。ぜひこちらもご参考に、これからの災害に備えましょう。

https://www.ikari.co.jp/products/saigaitaisakuset/

 

 


参考文献

一般財団法人環境文化創造研究所HP「クリンネスポスター『洪水などで被災した際の復旧について<一般家屋編>』」

https://www.kanbunken.org/wp-content/uploads/2020/10/200707_poster.pdf (2021年5月23日アクセス)。

 

大阪市HP「罹災証明書・被災証明書(自然災害)」

https://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000376468.html (2021年5月23日アクセス)。

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