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01

Jul. 2025

保護者向け

元気に乗り切る!真夏の健康大作戦!

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元気に乗り切る!真夏の健康大作戦!
 

暑い夏は、気温や湿度が高いため、体調を崩しやすくなります。実は、夏バテになると熱中症や感染症にもかかりやすくなってしまうので注意が必要です。夏を元気に過ごすために、ご家族みなさんでぜひ読んでみてください。

 

夏バテ」とは…

夏バテとは、暑さや湿気の影響で胃腸の働きが弱まり、食べ物から十分に栄養を吸収できなくなっている状態のことです。また、夏に適した生活ができていないと自律神経が乱れ、体調不良を引き起こすこともあります。

 
夏バテの症状の例
 

たくさん当てはまったら注意!夏バテになりやすい人チェック!

アイスやジュースなど冷たいものが好き
サラダ、刺身、果物など生ものをよく食べる
揚げものなど脂っこいものをよく食べる
水分をよく摂る
そうめんやパンなど、炭水化物に偏った食事が多い
冷房などで体が冷えている
運動不足で汗をかく機会が少ない

 

これらはすべて、夏バテを引き起こしやすくなるNG習慣です。
いくつか当てはまった方は、体が暑さに弱くなっているかもしれません。夏バテを防ぐポイントを確認して、生活習慣を見直しましょう。

 

夏バテ予防のポイント

胃腸の調子を整えて食欲をキープすることで、夏を元気に乗り切ることができます!

 

1.胃腸を元気にしよう!
NG習慣 冷たいものばかり食べる
 口当たりの良い冷たいものばかり食べていると、胃腸が冷えて消化不良の原因に…
OK習慣 温かいものを食べるようにしよう!
 煮る・焼く・蒸すなど、温かいお料理は消化力を高めます。胃腸をいたわり、食欲を回復させましょう。

 

2.汗をかきましょう!
NG習慣 冷房の効いた部屋でだらだら過ごす
 汗をかかないと水分代謝が悪くなり、むくみやだるさの原因に…
OK習慣 軽い運動や入浴で汗をかこう!
 ウォーキングや散歩を楽しんだり、ぬるめのお風呂に入るのがおすすめです。

 

3.バランスの良い食事を心がけて!
NG習慣 食事をおろそかにする
 食欲がないからといって偏った食事を続けていると、スタミナ切れを起こし悪循環に…
OK習慣 栄養バランスのとれた食事を!
 特に不足しがちなのが動物性のタンパク質。野菜と一緒に食べて、しっかり栄養を吸収しましょう。

 

夏バテ」と「熱中症」の違い

熱中症とは、高温多湿な環境に長くいることで体温調節ができなくなり、さまざまな不調が起こる状態です。夏バテは徐々に体調が悪くなるのに対し、熱中症は突然症状が現れます。特に、脱水を感じにくいご高齢の方や、大人よりも体温調節が苦手なお子様は注意が必要です。

 
熱中症の症状の例

意識がもうろうとしている、水分を全く受け付けない
などの症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

熱中症予防のポイント!

  • 喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をする
  • 屋外では炎天下を避け、風通しの良い日陰で過ごす
  • 室内や車の中では温度管理に気を配る
  • 夏野菜をしっかり食べる
熱中症対策

 
 

参考文献

・瀬戸佳子(2022)、『花粉症 夏バテ カゼ 季節の不調が必ずラク~になる本』、文化出版局。
・加部一彦 監修(2022)、『最新版 らくらくあんしん 0~6才の病気とホームケア』、学研プラス。

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