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17

Feb. 2025

保護者向け

体験で防災力を身に付ける!親子防災9ヵ条

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家庭でできる予防習慣。体験で防災力を身に付けよう!

もしも被災をしたら、どんな生活が待ち受けているのかを考えたことはありますか?特に、子どもたちにとっては未知で過酷な生活が待っています。いざという時の適応能力を養うために、日ごろから体験を重ねて防災力を高めましょう!

 

『防災ごっこ』家族でやってみよう!

自宅で被災したときのシミュレーションとして、家族で「防災ごっこ」をしてみましょう!ランプの明かりや防災用品だけで一晩を過ごしてみるのです。電気、水道、ガスが使えない生活を体験することで、実際に被災した際に子どもがストレスを感じにくくなります。また、我が家で備えておかなければならない防災グッズが見えてくるのもメリットです。非常食の賞味期限が切れるタイミングなどで、楽しみながら挑戦してみてください!

 

『防災施設』災害の疑似体験ができます!

家族で防災体験ができる施設へ足を運び、災害を体験しましょう。地震体験、煙体験、消火体験などに加え、津波のシミュレーションやがれきの街を再現している施設もあります。子どもたちが参加できるワークショップなども開催されているので、家族みんなで防災を学びに行くことで、防災力が高まります!

防災ヘルメットや防災ラジオを聞いて体験する女の子
 

『防災キャンプ』寝心地の悪さを体験!

キャンプには防災術が満載!また、もしもの時にはキャンプグッズが役立ちます!おうちで過ごすのとは違う不自由さを楽しむことで、避難所生活も乗り切ることができます。快適に過ごす工夫は、子どもたちに考えてもらうのも大切です。どんな環境でも生き抜く力を鍛えましょう!

 

『簡易トイレ』実際に使ってみよう!

簡易トイレは、予め体験しておくことをおすすめします。家族全員が排泄することを考えて必要な個数を備えられるようにしたいですね。1人当たり1日7回排泄するとして、4人家族なら1日28個の簡易トイレが必要です。発生する汚物の管理方法も併せて考えておく必要があります。

 

『非常食』実際に食べてみよう!

調理方法や食べ方を確認しながら、味もしっかり体験しておきましょう。災害時だからこそ、おいしく食べられるものを備えたいですね。また、調理に必要な道具も一緒にそろえておきましょう。賞味期限が切れてしまわないように、定期的に確認してください。

非常食の缶詰の食べ比べをする男の子
 

『防災メモ/防災カード』相談して作ってみよう!

住所や家族の名前、電話番号、緊急連絡先などに加え、家族との連絡方法、非常時の集合場所などをまとめておきましょう。災害時に子どもと一緒にいられるとは限りません。その時に備えて、家族で話し合いをしておきましょう。

 

『衛生面』水が使えないときのことを考えてみよう!

断水が起こると、限られた量の水しか使えなくなります。そうなると、手を洗うこともままなりません。もちろん食事に使用する食器も洗えません。お風呂にだって入れなくなるのです。「防災ごっこ」や「防災キャンプ」を通じて、実際に水を使わない生活を体験することで、衛生的に過ごすために備えておかなければならない防災グッズが見えてきます。子どもたちと一緒に考えてみてください!

 

『感染症対策』多めに準備しよう!

避難所などでの集団生活が長くなると、感染症が拡大するリスクが高まります。人と人との距離を取り、手洗いと咳エチケットの徹底が求められます。水道が使えない場合はウエットティッシュやアルコール消毒剤があると便利です。

 

『非常用持ち出し袋』背負ってみよう!

非常時に備えて、あれやこれやと準備をしていても、持ち出せなければ意味がありません。子どもと一緒に避難することを想定して、持ち出せる分を検証しながら準備してくださいね。実際に背負って、走れるくらいの量をそろえましょう。

非常用持ち出し袋を背負ってみよう!

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