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Sep. 2021
編集部のブログ
日本防菌防黴学会にて発表いたしました!
先日on-lineにて開催されました、日本防菌防黴学会 第48回年次大会にて「飲食店等における衛生管理の実態」をテーマにシンポジウムに参加いたしました。
実際のシンポジウムでは、スタッフ側も含め約100名の方にご講演をお聞きいただきました。
演者用のパソコンを使用して発表。Zoomのウェビナーシステムで、顔の見えない方々へのお話は新鮮でした。
◆シンポジウム発表内容の概要
コロナ禍で感染症のリスクが高いとされる、飲食店とオフィス環境について汚れ度の測定を行いました。
※あくまでサンプリングによるデータになります。
◆測定方法
キッコーマンバイオケミファ株式会社製のルミテスターを用いてATPを測定いたしました。
ATPとは…?
◆結果
飲食店で特に目立った部分は、普段拭き上げる回数が少ない「イス」。出入口付近のアルコールボトルのポンプヘッドも意外と汚れが見られました。
手をきれいにするのに、返って手が汚染されているリスクが考えられますね・・。
アルコール等の除菌剤でふき取るとATP値は減少。定期的に拭き上げを行うことで感染症対策に繋げることができます。
飲食店の詳しい測定値はこちら
こちらは私たちが過ごすオフィスの測定値です。普段拭き上げ回数の少ないイスの背もたれ等で大きな数値が見られました。オフィス空間で過ごす方の、普段の手のATP値は大体25,000程度。受話器やパソコン等、よく人の手が触れる部分の汚れ度が目立ちました。
拭き上げにはどちらが有効?アルコールVSクロラス酸
弊社製品のアロクリンEとキッチンスプレーを用い、拭き上げ効果を比較してみました。
若干ですがキッチンスプレーに軍配。
除菌剤は汚れの少ない環境で効果の発揮するものも多く、今回は比較的汚れに強いクロラス酸が効果を発揮したようです。
各商品の詳細は下記からリンクできます
・アロクリンE
・キッチンスプレー
◆まとめ
眼には見えなくても、私たちの手は知らず知らずのうちに汚れに触れ、色々なところに広げています。マスクを外し、感染のリスクが高くなる食事前では特に手洗いや環境消毒を意識しておきましょう!
シンポジウムの内容は日本防菌防黴学会HPにて9月中オンデマンド配信を予定しております。
日本防菌防黴学会HP
https://www.saaaj.jp/