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10

Feb. 2021

衛生 情報局

食物アレルギーに要注意!

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私たちの体には、「免疫」という仕組みがあります。

「免疫」とは、ウイルスや細菌が体に入り込むと、自分の体と異なる物質だと認識し排除する仕組みです。

「食物アレルギー」は、本来は体に害を与えないはずの「食べ物」を異物と勘違いして、「免疫」の反応を起こしてしまうことをいいます。

食物アレルギーの発症の多くは、食べ物に含まれるたんぱく質が原因で起こります。

皮膚  :じんましん、かゆみ、赤み、湿疹

粘膜  :鼻水、鼻づまり、くしゃみ、口周りの違和感

消化器 :嘔吐・はき気、下痢、腹痛

呼吸器 :咳、喘鳴(呼吸時にぜいぜいと雑音を発すること)、呼吸困難

そして、この中の様々な症状が複数出現し、症状がどんどん進行してくる

状態をアナフィラキシーといいます。

血圧の低下や意識障害などの症状があれば、命に関わる場合もあり大変危険です。


食物アレルギーによる健康危害の発生を防止することを目的として、容器包装された加工食品には、特定の原材料を定めて、その物質を含んでいることの表示が義務付けられています。表示をしっかり確認して、誤ってアレルギー物質を食べてしまわないように予防しましょう!

表示が義務とされている食品の品目には『乳、卵、小麦、エビ、カニ、そば、落花生』があります。

またそのほかにも表示が推奨されている食品は21品目(大豆やイカ、ゴマなど)あります。

食物アレルギーのある方はご自身のアレルゲンを食べないように確認し、症状が出ないように注意しましょう。

※食物アレルギーは成長と共に治ったり、原因の食品が変わることがあります。医師や管理栄養士の方と相談してください。

 

食べてなくてもアレルギー症状が・・・

食物アレルギーのある方は経口摂取だけではなく、皮膚からでもアレルギー症状が出てしまいます。

例えば、近くでお菓子作りをしている時に、空気中に舞った微量の小麦粉を吸い込んでしまったり、工作で使用していた牛乳パックが皮膚に接触しただけで症状が出てしまった事例もあります!

食物アレルギーのある人は、

身の回りに危険がたくさんあります。

本人も周りの人も、どんな場面に危険が潜んでいるか知ることが大切です。

 

【参考文献】

厚生労働省・一般社団法人日本アレルギー学会HP「アレルギーポータル」https://allergyportal.jp/ (2021年1月26日アクセス)。

消費者庁HP「アレルギー表示に関する情報」https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/(2021年1月26日アクセス)。

消費者庁HP「食品表示法等(法令及び一元化情報)」https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/(2021年1月26日アクセス)。

全国チョコレート業公正取引協議会HP「チョコレート類の表示に関する公正競争規約及び施行規則」https://www.chocokoutori.org/cont3/13.html(2021年8月26日アクセス)。

厚生労働省HP「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン2019年改訂版」https://www.city.akashi.lg.jp/kodomo/kosodate_ka/shise/nyusatsu/documents/shiryou12.pdf (2021年1月26日アクセス)。

東京都福祉保健局HP「子供を預かる施設における食物アレルギー日常生活・緊急時対応ガイドブック I章~Ⅴ章」https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/pdf/pri05_1.pdf (2021年1月26日アクセス)。

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