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10

Feb. 2021

衛生 情報局

家庭でできる! 食中毒予防のポイント

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食中毒のポイント

食中毒といえばレストランや旅館、飲食店等で発生するものと思っていませんか?

実は、私たちが毎日食べている「家庭の食事」でも発生しています。

家庭で発生する食中毒は、症状が軽かったり、発症人数が少数となるため、多くの方は風邪や寝冷えと勘違いしてしまいます。

甘く見ていると重症化してしまったり、最悪の場合には、死に至ることもあり、家庭での食中毒予防を行うことは非常に大切です。今回は、食品購入時に、できる3つの食中毒予防のポイントをご紹介いたします。

購入時の3つのポイント

その一  消費期限をチェック!

表示のある食品は、消費期限などを確認すると、新鮮な物を選ぶ事ができます。パッケージに破損がないかも確認して見てね!

 

その二  食品は、分けて包もう!

肉や魚介類から出る汁(ドリップ)には、微生物が含まれていることがあります。別々の袋に入れると他の食品に付くことを防ぎ、二次汚染の予防ができます!

 

その三  まっすぐ帰ろう!

生鮮食品は温度管理が必要です。不適切に長時間放置すると、微生物が繁殖し、食品が傷んで食中毒を引き起こす可能性があります。

エコバッグにも危険が潜んでいる

コンパクトにたためてお買い物で役に立つエコバッグですが、目見える汚れやニオイがなくても、知らない間に肉や魚の汁、野菜の土が、エコバッグに付着することがあります。

そのままにして使い続けると、食中毒菌が増殖してしまい、新たに購入した食品にも菌が付着してしまいます。エコバッグから始まる食中毒。発生する前に予防対策をしましょう。

エコバックを清潔に使おう

エコバッグは定期的に洗いましょう。

▹しっかり乾かして、衛生を保つことが何よりも重要です。

 

肉、魚、野菜はポリ袋に入れましょう。

▹・肉や魚の汁、野菜の土がエコバッグや他の食材に付着しないようポリ袋に入れましょう。

 

肉、魚、冷蔵・冷凍食品などの冷たい物は、まとめて入れて、温かいものと、密着しないようにしましょう。食品と日用品を入れるエコバッグを分けて使うとより良いです。

▹生鮮食品の温度管理は重要です。バッグを分けることで衛生を保つことができます。

清潔に使用するエコバッグ
 


参考文献

厚生労働省HP「食中毒」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html (2021年1月26日アクセス)

厚生労働省HP「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html (2021年1月26日アクセス)

農林水産省HP「賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒予防~」https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/ecobag.html (2021年1月26日アクセス)

 

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